【丸山茂樹ジュニア高3特別大会】岩井姉妹の妹・千怜が優勝 月末からのプロテストにはずみ

優勝した岩井千怜(左)と3位の姉・明愛(丸山茂樹ジュニアファンデーション提供)

プロゴルファーの丸山茂樹(51=セガサミーHD)が代表理事を務めるジュニアファンデーションが主催する「高校3年生卒業大会」が22日に千葉・浜野GC(パー72)で開催され、女子の部では68で回った岩井姉妹の妹、千怜(ちさと、18)が優勝。月末から始まるプロテストに弾みをつけた。姉の明愛(あきえ、18)は2打差の3位。男子は66で回った亥飼台(いがい・うてな、18)が優勝した。

「まあまあ。85点ぐらいですかね」とこの日のプレーを自己採点した岩井千は、前日の大雨で止まるようになったグリーンを積極的に攻め、5バーディー、1ボギー。高校生として出る最後の大会を優勝で締め、31日から始まるプロテスト(1次)に向けてはずみをつけた。

昨年の「日本女子オープン」ローアマの資格で最終テスト(6月)から受験の姉とともに、プロでの活躍に期待がかかる。

まずは合格に向け「しっかり準備して臨みたい」と話すとともに「私がプロとラウンドして楽しかったりうれしかった思いがあるように、私自身も(同じように)思ってもらえるプロになりたいです」と語っていた。

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