山本昌の勝利は落合博満の「カレー取り寄せ」のおかげ⁉

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東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00～19:15)は、第72代横綱稀勢の里の荒磯親方が、相撲道で培った人生観を大いに語る番組だが、3月15日と22日は、大相撲3月場所開催中のため、親方に代わって、プロ野球解説者の山本昌氏が出演(番組名は『山本昌 野球人生道』)。

山本氏は、50歳まで現役を務めた。食事について気を使っていたのは「特に40歳を過ぎてからは、まず野菜を摂るようにしていた」こと。そして、食事ではないが「プロテインやサプリメントは摂らなかった」という。「先発ピッチャーは、投げた後、休みになるので、そこで体を休めることができた。それで、サプリも必要なかったのかも」と続けた。

食事について、山本氏は、先発登板の日にカレーを食べていたことが知られている。「登板日は緊張して、食事が喉を通りにくいので、球場に出かける前に、流し込みやすいカレーを2杯食べて、お腹をいっぱいにして、試合前に何も食べなくていいようにしていた。ホームゲームで自宅から出発するときはいつも。ビジターのときも、できるだけ、カレーを食べることを続けていた」そうだ。

しかし、ある年、札幌で試合(デーゲーム)があったときに、宿泊先のホテルで朝食をとって球場入りし、試合前には、軽く何かをつまむつもりで食事会場に行った。するとそこに、当時現役の落合博満氏がいた。山本氏は落合氏に「昌、カレー食ったか」と聞かれた。「食べていない」と答えると、落合氏は「ダメじゃないか」と言って、わざわざホテルからカレーを取り寄せたのだ。

落合氏は、山本氏が試合前にカレーを食べることを知っていて、それをルーティーン、ゲン担ぎと考えていたのだろう。それを守らないということを落合氏は許さなかったのだろう。山本氏は、球場では軽く何かつまむつもりで、朝食を十分にとっていたが、落合氏の目の前でカレーを全部食べたそうだ。そして、落合氏のおかげもあり、その試合で勝ち星を挙げた。

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