コロナ禍経験、2442人門出 金大卒業式

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学位記を受け取る卒業生=金沢市のいしかわ総合スポーツセンター

 金大の卒業式は22日、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで行われ、卒業生と修了生の計2442人が新たな道へ踏み出した。昨年は新型コロナウイルスの影響で代表者のみの簡素化された式だったが、今年は保護者を入れず、マスク着用や所要時間短縮などの対策を徹底した上で、全卒業生を対象に実施した。

 山崎光悦学長は告辞で、将来の目標を定めて努力する大切さを説き、「大学で身につけた基礎力をベースに、学ぶべきはこれからだ」と一層の奮起を促した。

 卒業生代表の中川征哉さん(22)=医学保健学域保健学類=が「学んだ知識と経験を糧に社会に貢献できるよう尽くし、大学に恩返しする」と答辞を述べた。

 修了生代表の答辞では、福島県出身の三浦桂さん(24)=新学術創成研究科融合科学共同専攻=が東日本大震災とコロナ禍を経験した自身の歩みを紹介し、学んだ技術と知識で「これからは技術者として安心安全な社会の実現に貢献する」と誓った。

 卒業生の就職内定率は1日時点で学類98.6%(前年同時期99.5%)、大学院99.3%(99.3%)となっている。