現場レベルにもペコリしていた。
ホストでタレントのROLAND(28)が22日、東京・渋谷ヒカリエで行われた「CHRISTIAN ROLAND SPRING POP UP STORE」の発表会に登場した。
ROLANDがプロデュースするアパレルブランド「CHRISTIAN ROLAND」のポップアップストアが、31日までの10日間限定で渋谷ヒカリエに出店した。
ROLANDのブランドといえば、昨年12月に起きたパクリ騒動が記憶に新しい。歌手のGACKTと女性向けブランド「G&R」を共同プロデュースしたが、1人のデザイナーが他ブランドの製品を模倣した商品をつくり、販売中止の事態に発展。GACKTはブランドを運営する会社に非があるような態度を取ってSNS上で批判された一方、ROLANDはすぐに謝罪して好感度が上がり、明暗を分けた。
謝罪は現場レベルにまで及んだという。
「ROLANDさんは実業家の顔を持ち、複数の店を経営していますが、都内のタピオカドリンク店などを訪れ、まだまだ若い店舗スタッフにも『あの騒動で迷惑をかけ、申し訳なかったです』と敬語で謝罪行脚しているんです」(関係者)
良いウワサも悪いウワサもすぐに広まるものだが、こういった誠意はすぐ業界内に伝わった。
「今回のポップアップストアでコラボした渋谷ヒカリエ側も、ROLANDさんの誠実な姿勢を評価したようです」(同)
本人はこの日の発表会で「多大な迷惑をかけた。それを踏まえてのプロデュースだった。シビアな目で見られるのも自覚していた。そういった経緯を踏まえながら、ヒカリエという大きな企業に声をかけていただいた」と感謝。その期待に応えるべく、「朝まで話し合ってデザインした」と明かした。
お手本のようなトラブルシューティングが、早くも次の仕事につながったようだ。