渡部建の豊洲バイトは「行列」ロケだった? 日テレに振り回され…GW地上波復帰も消滅へ

地獄を見た謝罪会見も、日本テレビの発案?

渡部は日テレに振り回され続けているのか? 〝多目的トイレ不倫〟で芸能活動を自粛しているお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(48)が、ゴールデンウイークに放送される日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の特番で復帰するという一部報道について22日、同局上層部は完全否定した。〝フルボッコ〟と言われた昨年12月の謝罪会見も〝日テレの指示だった〟と言われるが、いまのところ、すべてが裏目に出ているようで――。

渡部は先日、ゴールデンウイークに放送予定である「行列のできる法律相談所」の特番で復帰すると「週刊現代」に報じられた。だが日本テレビが22日に行った社長定例会見では、編成担当の取締役が「全く聞いていないので、予定していることはないと思う」と、復帰を完全否定したのだ。

渡部と言えば、昨年大みそかに放送された日テレのバラエティー特番「絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!」の収録に参加したことが報じられた。それを受けるように、昨年12月3日に謝罪会見を開いたが、これが〝フルボッコ〟と言われるほどの公開処刑状態となったのは記憶に新しい。

「それまでは、最初に不倫を報じた『週刊文春』のインタビューに答えただけで、公の場には一切出てこなかった渡部が会見したのは、『笑ってはいけない』に出るためのみそぎとして日テレが指示したから。でも、収録したかどうか一切答えなかったため、フルボッコ状態に。そのうえ周知の通り、事前に情報が漏れたことにダウンタウンの松本人志が納得せず、渡部の出演シーンはお蔵入りになってしまった」(テレビ局関係者)

そうした中で今回、「GWの『行列』で復帰」との報道があったわけだが…。

「今回も日テレが裏で糸を引いているんです。渡部は操り人形のように踊らされているだけ」

こう、そっと耳打ちするのは渡部に近い関係者だ。

「日テレとしては、大みそかの『笑ってはいけない』に渡部をキャスティングして収録までしておきながら放送を見送った。テレビ局としてあるまじき行為をしてしまい、迷惑をかけた渡部を救おうという思いがある」

大みそかの穴埋めが、渡部を「行列」の特番で復帰させるというプランだったわけだが…。

「『行列』の総合演出は『笑ってはいけない』と同じ人物。収録まで済ませた『笑ってはいけない』が、事前に報道されたことでお蔵入りしたのに、『行列』での復帰プランも事前に報じられるという同じ失敗を繰り返した。社長定例会見で渡部の出演を否定したが、スポンサーの反発を考えたら、渡部の出演を上層部は認めるわけにはいかない」(同)

また先月には、渡部が東京・豊洲市場で「無給アルバイト」をしていると一部メディアに報じられ大騒動になった。SNSなどで「あの渡部が豊洲市場でアルバイトしている」といった目撃情報が多数発信され、メディアが殺到した。これについても「番組ロケの延長だった」という〝疑惑〟が浮上しているという。

「渡部が自撮りしたものを番組で紹介するためのいわば〝みそぎVTR〟だったとの疑惑がでている。疑いたくはないですが、『行列』のロケでもない限り、渡部が豊洲市場で無償で働く意味が分からない。日テレの思惑が見え隠れてしまう。それほど渡部は、日テレの言いなりだからね」(前出のテレビ局関係者)

かつて渡部が出演していた番組「渡部の歩き方」は、現在もHuluで配信されている。

「これは渡部が月イチで行く地方の名店を紹介する番組。Huluは日テレの配下にあるからね。あれだけイメージが最悪なら配信中止にするべきだが、そうはしていない。渡部が日テレに逆らえるわけがない」(事情通)

これでは、渡部の復帰はますます遠のくばかりにしか思えないが…。

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