キアヌ・リーブス原作のアメコミがベストセラー アニメ化&実写化なら主役で声優&出演も

キアヌ・リーブス

ハリウッド俳優キアヌ・リーブス(56)がコミック作家として今月デビューしたアメコミのスーパーヒーローシリーズ「BRZRKR(バーザーカー)」について、動画配信サービス、ネットフリックスが実写版とアニメシリーズ版の2本立てで製作することが分かった。米芸能誌誌「ハリウッド・リポーター」が22日伝えた。

「BRZAKR」はキアヌとアメコミ版「スパイダーマン」や同「ジャスティス・リーグ」の共同執筆者マット・キントが原作を共同で執筆。「ハルク」や「キャプテン・アメリカ」のロン・ガーニーが作画を担当した。

「BRZRKR」は主人公の名前で、米政府から危険な仕事の請け負う半神半人のスーパーヒーロー。明らかにキアヌをモデルにしたキャラクターとなっている。

同作品は出版前から大きな注目を集め、クラウドファンディングプラットフォーム「キックスターター」ではいきなり140万ドル(約1億5000万円)を集めた。

ハリウッド・リポーター誌によると、米アメコミ専門出版社「ブーム!スタジオ」によるシリーズ1作目は今月出版され、すでに61万5000部を売り上げ、アメコミとしては異例のベストセラーとなっている。

同誌はまた、「BRZRKR」のアニメ化と実写化には、キアヌが声優と俳優としてそれぞれ主人公を演じる計画で、同時にプロデューサーも務めるとしている。

日本でアメコミ版「BRZRKR」はAmazonの電子版「Kindle」で5月に配信され、ペーパーバック版は月に出版予定となっている。

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