自分にフィットする宝塚歌劇の衣裳をARで試着!

ドコモの3Dバーチャル試着システムを宝塚歌劇イベントに提供

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、3Dバーチャル試着システム「3D Dress-up システム™(スリーディードレスアップシステム)」(以下、本システム)を開発しました。このたび第一弾として、宝塚歌劇を運営する阪急電鉄株式会社(以下、阪急電鉄)に提供します。阪急電鉄の100%子会社である株式会社宝塚クリエイティブアーツが2021年3月24日(水)からKITTE丸の内にて実施するイベント「TO THE NEXT TAKARAZUKA -挑戦しつづける宝塚歌劇-※1」で、本システムを活用して宝塚歌劇の衣裳をARで試着できるコーナーを展開します。

ARとは、現実世界にデジタルコンテンツを重ねて表示させる技術です。このコーナーでは、お客さまが モニターの前に立つと、体型やポーズに合わせて宝塚歌劇の衣裳がARでリアルタイムにフィットし、実際に衣裳を着ているかのような体験ができます。後ろ姿、横から見た姿、手を上げるなどの自由なポーズに合わせて、ARで再現された衣裳が自然に体に寄り添います。また、お好みのポーズをとって撮影した写真を、QRコード®を読み取ってスマートフォンに表示し、保存することもできます。

本システムでは、衣裳を3Dで精巧に撮影する「Volumetric Capture(ボリュメトリックキャプチャ)」技術と、身体のポーズをAIで推定できる「Pose Detection(ポーズディテクション)」技術を組み合わせています。 Volumetric Capture技術で、宝塚歌劇の舞台で実際に使用された衣裳を360度、精巧に撮影して3Dモデル化し、Pose Detection技術で推定したポーズに合わせて3Dの衣裳を自動的に調整することに より、リアルな試着体験を実現しています。
なお、ARで身体に衣裳を重ね合わせる仕組みについては、だるまジャパン合同会社の協力によりシステムへの実装や技術検証を行いました。

※開発中の画面イメージであり、実物とは異なる場合があります。

今後もドコモは、最先端のXR※2技術を活用し、新しいエンターテインメントの提供や、サービスの価値 創造に努めてまいります。

<3Dバーチャル試着システム「3D Dress-up システム」 展示概要>
・期間:2021 年 3月24 日(水)~4 月4日(日) 午前11時~午後8時
・会場:JPタワー商業施設「KITTE」 1Fアトリウム (東京都千代田区丸の内2-7-2)
・料金:無料

※先着順に随時体験となります。
※実施期間および内容が変更になる場合がございます。

※1 「TO THE NEXT TAKARAZUKA-挑戦しつづける宝塚歌劇-」の詳細は、以下のホームページをご参照ください。
https://marunouchi.jp-kitte.jp/shop/takarazuka2021/
※2 XR とは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術の総称です。

* 「QR コード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
* 「3D Dress-up システム」は株式会社NTTドコモの商標です。