【WWE】やはり負傷は大ウソだったシェーン・マクマホンが祭典で巨獣と激突

やはり偽装負傷だったシェーン・マクマホン(右)は松葉づえでブラウン・ストローマンを殴った後に逃亡した(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ22日(日本時間23日)発】WWEのロウ大会が配信され、前夜の「ファストレーン」で巨獣ブラウン・ストローマン(37)と、敵前逃亡した幹部シェーン・マクマホン(51)が、祭典「レッスルマニア37」(4月10、11日)で改めて激突することが正式決定した。

シェーンは試合前の左ヒザ負傷を理由に「ファストレーン」を緊急欠場して流浪のギターマン・アライアス(33)を代理出場させた。この日はメイン前に松葉づえ姿でアライアスと登場。あからさまな言い訳を述べた上で、再度巨獣に対して「やっぱりブラウンはバカだ」と暴言を吐き、アライアスに「前略ブラウンはバカなのさ」というどうしようもない自作曲を歌わせて合唱した。この偉そうな態度は何なのか…。

さすがに怒った巨獣がリングインして、アライアスと激突。開始から超人的なパワーで圧倒してリングサイドのシェーンも威嚇する。最後はランニングパワースラムでアライアスを葬った。

すると背後からシェーンが松葉づえで襲撃。だがストローマンは倒れるどころか、逆に松葉づえが折れる始末…。慌てたシェーンは猛ダッシュでステージへ逃げた。やはり負傷は大ウソだったわけだ。怒り全開の巨獣は「俺をバカだというなら、1対1でやる勇気がお前にあるのか? 祭典で勝負だ!」と改めて一騎打ちを要求した。

完全に開き直ったシェーンは軽快なステップを踏みつつ「受けよう。お前の望むルールで何でもやってやる」と受諾。試合形式を巨獣に一任し、祭典での激突が改めて決定した。

「レッスルマニア37」は日本時間4月11、12日にWWEネットワークで配信される。

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