【U―24】MF三笘薫は久保建英との〝共演〟にも自信「うまく連係できれば力になれる」

オンライン会見に応じる三笘薫

南米の強豪との対戦で自身の現在地を確かめる。国際親善試合U―24アルゼンチン戦2試合(26日=味スタ、29日=北九州)に向けて、千葉県内で合宿を行っているU―24日本代表のMF三笘薫(23=川崎)が23日にオンラインで取材に対応した。

2019年月の長崎合宿以来の五輪代表の活動となる三笘は「(南米予選を)1位で進出してきた。どれだけのスピード、テクニックかを肌で感じることができるのは素晴らしい機会。勝利に貢献できるプレーをしつつ、うまく次のステップにつなげたい」。MF久保建英(19=ヘタフェ)との〝共演〟にも「一緒にトレーニングをしたことはあるのでコミュニケーションは取りやすい。うまく連係できれば力になれる」と自信を見せた。

昨季は大卒ルーキーながらベストイレブンに選ばれるなどMVP級の活躍で川崎のJ1制覇に貢献。今季も好調を維持。五輪世代の新エースとして期待をかけられているが「エース級だとは思っていない。まだまだ五輪代表の中では下だと思っている」と語った。

というのも「コンスタントに試合に出て数字を残す自信はついた。優勝して評価されたと思っているが、そこには素晴らしいチームメートがいてのことだった。ゴール、アシストだけでない部分では、底上げはまだまだ必要」と自身を冷静に見つめているから。

その上で「どれだけ個人のスキル、力を還元できるかは分からない。それを示す場でもある。足りない部分を感じる機会でもあるので、この2試合は無駄にしてはいけない」と現在の力を測る場にするつもりだ。

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