【東京五輪・パラ】メダリストパレードはコロナ対策でオンラインも検討

リオ五輪・パラのパレードには沿道に約80万人の群衆が押し寄せた

日本オリンピック委員会(JOC)は23日、都内で理事会を開催。東京五輪・パラリンピック後に予定されていたメダリストによるパレードについて、オンラインでの実施を検討していると明かした。

メダリストによるパレードは前回のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックで初めて行われ、沿道に約80万人の観衆が集まった。しかし、新型コロナウイルス禍の中で密をつくるのは大きなリスクを伴う。

籾井圭子常務理事は「コロナがあるので、対面は難しい。だけど、オリパラで国民のみなさんに報告やお礼をする場を設けようっていうのを(理事会内で)言っていた。今まで通り、人が集まれる前提でパレードを想定するのは難しいが、何かしら考えたい」とコメントした。

また、大会前の結団式や壮行会も同様に、オンラインでの実施を検討するという。

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