MODEとセンサーズ・アンド・ワークス、混雑緩和を目的とした「人流可視化サービスプロジェクト」に参画

2020年に発生した新型コロナウイルスは、人と人との接触により感染が拡大するとされている。コロナ禍における混雑可視化では、リアルタイム性が求められている。「今」の状況をリアルタイムにデータ収集し、情報を施設利用者や施設管理車など多くのステークホルダーへ、的確に発信・共有する必要性が高まっている。また、IoTはハードウェア、ソフトウェアの両方を理解していなければ、開発・導入が困難とされている。株式会社センサーズ・アンド・ワークスでは、その両方を理解しオールラウンドに俯瞰的に仕事ができる人材を確保することが課題となっていた。MODE, Inc.は、センサーズ・アンド・ワークスが提供する人流計測センサーを用いた「人流可視化サービスプロジェクト」に参画したことを発表した。同サービスは兵庫県神戸市にある大型商業施設に設置され、現在、実証実験中とのことだ。

人流計測センサー設置イメージ今回MODEは、センサーズ・アンド・ワークスが自社のビジネスであるセンサーの開発、製造、販売、取り付けに集中特化できるよう、ゲートウェイへの繋ぎ込みやデータベースの管理といったプロダクトのIoT化におけるシステムインテグレーション部分をサポートしている。具体的には、Raspberry Piベースのゲートウェイを開発した。Raspberry Piを使ったゲートウェイは、センサーズ・アンド・ワークスが自社製造できるため、従来のメーカー品と比較して調達コストを抑えることが可能となった。

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