自転車「スパークルおおいた」狙え初代王者 27日に新プロリーグ開幕戦【大分県】

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精鋭6選手で初代王者を目指すスパークルおおいたのメンバー=2月、豊後高田市の長崎鼻
左から黒枝士揮、黒枝咲哉、孫崎大樹
左から沢田桂太郎、小野寛斗、宮崎泰史
JCL参戦9チーム、2021年日程

 県内初の自転車ロードプロチーム「スパークルおおいた」が参戦するジャパンサイクルリーグ(JCL)が27日、栃木県で開幕する。今年から新たにスタートする国内プロリーグで、精鋭6選手が閃光(せんこう)を放ち、初代王者を目指す。

 スパークルは1月、大分市出身の黒枝士揮、咲哉兄弟を中心に誕生した。実績のある孫崎大樹、沢田桂太郎、小野寛斗、宮崎泰史が加わり、6人全員が20代のフレッシュなメンバーで初年度のシーズンに挑む。

 JCLは今季、9チームが参戦する。日田市のオートポリスでの2戦(8月)を含め、全18戦を予定している。開幕シリーズは栃木県が舞台となる。初戦(27日)は真岡市の真岡井頭公園を発着する1周7.6キロを20周する計152キロ。6選手とも初めて経験するコースだが、比較的起伏がないため「(スプリンターが多い)われわれに合っている」(黒枝士)と自信をのぞかせる。

 翌28日は宇都宮市に転戦し、1周2.2キロの市街地コースを23周する計50.6キロで争う。比較的短い距離の「クリテリウム」と呼ばれるレース。フィニッシュ前に3回コーナーがあり混戦になりやすい。同じくスプリンターが多いチームに有利なコースとなっている。

 チームは2月、練習とチームのPRを兼ねて、九州各県を自転車で巡った。沢田は「SNS(会員制交流サイト)などを通じて、全国に知ってもらうきっかけになった」と話し、「1週間寝食も共にし、チームワークを高めることができた」と手応えを話す。神奈川県出身の小野は「地域を知ることができた。九州の皆さんが応援してくれていることを実感できた」と力をもらった様子。

 運営会社設立から1年でチームを立ち上げ、いよいよデビュー戦。黒枝咲主将は「体の仕上がりやチームの状態を見ながらレースを進める。最初の2戦とも勝ちにいく」と誓った。

■選手コメント 

 黒枝士揮(29)=大分市出身、スプリンター=

 それぞれ優勝できるメンバーがそろった。チームとしてJCL年間王者を狙う。

 黒枝咲哉(25)=大分市出身、スプリンター=

 シーズンを通して、チームが喜べる場面を増やしたい。しっかり勝ちにいく。

 孫崎大樹(24)=大阪府出身、パンチャー=

 個人年間優勝を目指す。チームをアシストしながらでも、上位進出を果たしたい。

 沢田桂太郎(23)=宮城県出身、スプリンター=

 JCLのレースで優勝したい。リーグ以外のトラック種目でも頑張りたい。

 小野寛斗(22)=神奈川県出身、オールラウンダー=

 プロとしては今季がデビューとなる。JCLで表彰台に立つことが一番の目標。

 宮崎泰史(22)=熊本県出身、クライマー=

 クライマーとして逃げを打って、ほかのトップ選手に自分の存在を示したい。