皮肉な「原子力推進」の看板展示

福島・双葉町の伝承館

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「原子力 明るい未来の エネルギー」の看板の展示準備をする東日本大震災・原子力災害伝承館の職員=24日午前、福島県双葉町

 福島県は24日、東京電力福島第1原発事故を後世に伝える、東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)で、町内に掲げられていた「原子力 明るい未来の エネルギー」の看板の展示を始めた。看板は原発事故後、安全神話への皮肉として注目されたが老朽化を理由に撤去。標語の考案者らは、町の「負の遺産」として実物を展示するよう求めていた。

 縦約2メートル、横約16メートルの看板は1階屋外のテラスに展示。文字盤をはめ込んでいた看板の本体部分は腐食が激しかったため新調した。

 昨年9月にオープンした伝承館ではこれまで、看板を写したパネルが展示されていた。