大江千里、エッセイ『マンハッタンに陽はまた昇る 60歳から始まる青春グラフィティ』書籍化!

メディアプラットフォームnoteで、シンガーソングライター・大江千里が連載したエッセイ「senri garden ブルックリンでジャズを耕す」が『マンハッタンに陽はまた昇る 60歳から始まる青春グラフィティ』として、KADOKAWAから3月31日(水)に発売される。

本書はnoteの記事に加え、「ニューズウィーク 日本版」の連載コラムに加筆修正して構成。大江のnoteは2018年にも『ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス』として書籍化されている。

47歳で日本でのポップミュージシャンとしてのキャリアを一切合切すて、愛犬「ぴ」と渡米しJAZZ専門大学ニュースクールに留学。大学卒業と同時に52歳でNYで起業したミュージシャン兼CEOの大江千里。2018年ポップス時代の楽曲を新しくジャズアレンジしたアルバム 『Boys&Girls』を、そして2019年には満を持してジャズトリオ(アリ・ホーニグ、マット・クロージー参加)でのアルバム『Hmmm』をリリース。

才能ある音楽仲間と出会い、ビジネスでも力強いサポーターを得て、音楽家として社長として精力的に活動を続けていた。そんな2020年、世界中をパンデミックが襲う。2月、ジャパンツアーを切り上げて緊急帰国するが音楽活動そのものが中止や転換を余儀なくされた。

60歳の誕生日、PCR検査、音楽ライブ配信、ワクチン接種、そして引越し…。世界が大転換期を迎える中、新しいジャズは生まれる。大江千里が「ウィズコロナ」にトライする日々をリアルに綴った1冊だ。

大江千里 コメント

渡米シリーズ最初の本、『9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学』は2008年にジャズを音大で学ぶためにNYに渡った顛末を電子書籍で連載し、そこから本が生まれました。卒業と同時にジャズピアニストとしてスタート、レーベルを起業、日本へ発信する場を作りたくてnoteを始めました。僕のnoteは「知的な遊び場」「即興の実験場」です。「大江屋レシピ」は100を超え、一緒にアメリカに渡ったダックスの女の子ぴーすの生態をパパ目線で追う「ぴ散歩」は50回を超えました。パンデミック以降、比重をしめるようになったのは「音声配信」。ここから派生したラジオ「Sen Courage」、さらにはインプロビゼーションラジオドラマへと進化を遂げています。2冊目『ブルックリンでジャズを耕す 52歳から始めるひとりビジネス』と今回の3冊目『マンハッタンに陽はまた昇る 60歳から始まる青春グラフィティ』はnote に書き続けたものが形になりました。人生100年時代の「60歳からの青春グラフィティ」をぜひ全ての世代の夢を追う人たちに読んで欲しいです。

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