佐世保玉屋一帯 再開発 市に準備組合設立報告

再開発準備組合の設立を報告する田中丸理事長(左)ら=佐世保市役所

 長崎県佐世保市中心部の佐世保玉屋一帯の再開発に向けて22日に設立した「栄・湊地区市街地再開発準備組合」の関係者らが23日、市役所を訪れ、朝長則男市長に組合設立を報告し、今後の支援を要望した。
 同組合は玉屋など一帯の土地・建物の権利者9者で構成。佐世保玉屋の田中丸弘子社長が理事長を務める。玉屋本館と、道路を挟んだ事務棟を含む約4800平方メートルの再開発を検討している。
 田中丸理事長は「街中の活性化につながる施設ができるように、ご支援、ご協力を頂きながら進めていきたい」とあいさつ。朝長市長は「大変期待しており、市もできる限りの支援体制を築いていく。佐世保の街を発展させるために力を合わせたい」と応じた。
 同組合は今後、施設計画の概要などを協議。2028年の開業を目指すとしている。


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