茂木健一郎氏が再び“東大王”批判「日本没落を加速」「東大生はストックホルム症候群」

茂木健一郎氏

脳科学者の茂木健一郎氏(58)が24日、ツイッターで改めてTBS系クイズ番組「東大王」に苦言を呈した。

自身が東大出身の茂木氏は、今月7日にも同番組について「『東大王』が出るクイズ番組を『俗悪番組』に指定すべきだと思う」などと投稿。

この日は「『東大王』は、時代遅れの地上波テレビの芸能人タレント文化のアンシャンレジームが、東大生という安いギャラでそれなりの視聴率をとれる素材を見つけて利用」と、テレビ局が東大というトップブランドを視聴率のために利用していると指摘した。

その上で「東大生たちは真面目で適応力があるゆえのストックホルム症候群。日本の子どもたちに悪影響。日本没落を加速。そこには答えも未来もない」と将来を案じた。

また、フォロワーからの「せめて大学対抗クイズ大会にして欲しいです。東大王という内輪だけでやられても」という投稿に対し、茂木氏は「正論。公共の電波。BBCはUniversity Challenge」とし、英国の大学対抗番組を例に挙げた。

「東大王」は幅広い知識を持つ東大のクイズ研究会のメンバーが芸能人と争う人気番組。メンバーを支持するファンも多い。

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