【日韓戦】森保監督が“宿敵”撃破誓う「ベストメンバーで臨む」

オンライン取材に応じた森保監督

サッカー日本代表の森保一監督(52)が24日、日韓戦(25日、日産ス)を前にオンライン会見に臨み、宿敵相手に必勝を誓った。

指揮官は2018年にU―21日本代表を率いたアジア大会、19年に国内組のA代表で戦った東アジアE―1選手権と韓国を相手に連敗中。「過去2試合の韓国との比較だが、それぞれ招集条件も違う。一概には言えない」とした上で「ダイナミックに、そして激しく厳しくアグレッシブに戦うことをベースに、攻撃はGKやDFラインからビルドアップして守備は前線からプレッシャーをかける。オーガナイズして組織的に戦うことが成熟してきて、チーム作りが進んでいる」と相手の特徴を分析した。

自身が指揮したチームでの敗因について「試合の入りで、球際で韓国の選手に負けてしまって押される部分が多くなった。韓国の戦い方に勢いが出て受ける展開になり、難しい試合になった」と反省。今回は「試合の入りで勝つために勇敢に、球際で勝っていく姿勢が必要」と断言。そして「日本はダイナミックにかつ組織的に戦えるチーム。個の特徴を最大限に出しながら組織的に戦える。ベストメンバーで試合に臨みたい」と力強く必勝を宣言した。

フルメンバーで戦う10年ぶりの日韓戦。ホームで敗戦は許されないだけに、全てをぶつけて勝利をつかむ覚悟だ。

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