【大相撲】芝田山親方 鶴竜引退に「年齢も年齢だから。潮時といえば潮時」

芝田山広報部長

大相撲の横綱鶴竜(35=陸奥)が24日、現役を引退し、年寄「鶴竜」を襲名。日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が報道陣の取材に対応した。

同じ横綱経験者として「思うような稽古ができていない中、ケガということで休場が続いていた。場所前から本人も悩んでいたと思うけど、誰が見ても分かる状況だったと思う。稽古ができていない。次の場所に懸けると言っても難しかったと思う。横綱ですから番付は下がることはないわけですから。次の場所に懸ける思いはあったと思うけど、こういう状況で難しいと判断したと思う。年齢も年齢だから。潮時といえば潮時」と語った。

その一方で「次の横綱を担う力士が育っていないのは残念。次の横綱を担う力士がめざましく急成長してきての引退ならいいけど、そういうのでないのが残念」とも話し、春場所でも大関陣が優勝争いに絡めていない現状を嘆いた。

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