【東京五輪】澤穂希さんが聖火リレー第1走者を辞退「三半規管のコンディションを崩して…」

澤穂希さん

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のワールドカップ(W杯)優勝メンバーとして東京五輪の聖火リレー第1走者を務める予定だった元日本代表MF澤穂希さん(42)が24日、辞退することが分かった。当時監督を務めた佐々木則夫氏(62)が同日の会見で明らかにした。

聖火リレーは25日に福島Jヴィレッジをスタート。当初、澤さんも名を連ねていたが、佐々木氏は「残念なことがありました」と話した上で不参加を発表した。

「2、3か月前から三半規管のコンディションを崩していた。彼女は参加したい思いの中で準備していたが、昨日電話があって断念する方向になりました」

澤さんは2012年のロンドン五輪のキャンプ中にも同様の症状が出ていたという。新型コロナウイルス感染症のリスクも考慮し、苦渋の決断となった。

なお、代替メンバーは同日中に発表される。

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