臨時国会召集の訴え、請求退ける

東京地裁、違憲性の判断はせず

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 安倍前内閣が2017年、臨時国会の召集要求に約3カ月応じなかったのは違憲だとして、小西洋之参院議員=立民、千葉県選挙区=が内閣に召集義務があることの確認を求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、「訴えは不適法」として請求を退けた。違憲性の判断はしなかった。

 鎌野真敬裁判長は、民事訴訟で法的救済を求めることができるのは「個人としての権利や利益を侵害された場合に限られる」と指摘。臨時国会の召集要求の権限は、参院議員という国の機関としての地位に基づいており、個人の権利侵害とはいえないと判断した。