米“UFO機密データ”が6月いよいよ解禁「ソニックブームなしの超音速移動物体ある」 

トランプ氏の“置き土産”がいよいよ炸裂(ロイター)

トランプ前大統領が在任中に署名した2021年度情報機関授権法に、UFO(未確認飛行物体)およびUAP(未確認航空現象)の情報開示に関するものがあり、UFOマニアの間では「トランプの置き土産」として期待されていることは広く知られた話だ。

海軍、FBI、CIAなどの情報機関が収集したUFOなどのデータの詳細な分析報告書を180日以内(6月25日まで)に、連邦議会に提出するように国家情報長官や国防長官らに命じたものだ。

トランプ政権下で国家情報長官を務めたジョン・ラトクリフ氏は先日の米FOXニュースのインタビューに「報告書には、説明しがたいUFO目撃情報が詳述されているようだ。本来はトランプ政権時代に公開したかったが、時間が足りなくて機密解除できなかった」と明かしている。

昨年、国防総省は3つのUAPの映像を公開していた。

ラトクリフ氏は「公表されたものより、はるかに多くのUAPの情報が盛り込まれている。いくつかが機密解除されたからだ。地球にはないテクノロジー、ソニックブーム(超音速飛行の際に発生する衝撃波)なしで超音速で移動する物体などがある」と話した。

UFO研究家の竹本良氏はこう語る。

「どうやら6月1日までに国防総省、国防長官、国家情報長官の名前で発表される模様です。地球外知的生命の決定的証拠が出されるか否か? そこがポイントです。私はいよいよ出してくるのではないかと期待しています。UFOという未確認飛行物体なんてものではなく、宇宙人の乗り物の存在を米政府が認めることになるかもしれせん。チェックメイトは時間の問題です」

前国家情報長官によるわくわくする事前予告だが、実際にどの程度の情報が公開されるのか期待が膨らむばかりだ。

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