【春場所】賜杯レーストップの高安が2敗目 硬さ見られ正代に完敗

高安(下)は正代の突き落としに屈した

大相撲春場所11日目(24日、東京・両国国技館)、元大関の小結高安(31=田子ノ浦)は大関正代(29=時津風)に突き落としで敗れて2敗目を喫した。

頭から当たって左を締めていく立ち合いだったが、差し手争いで勝てずにもろ差しを許す苦しい展開。何とか左をこじ入れて勝機を探したが、そのタイミングで正代にうまく回り込まれて土俵の土を浴びた。

優勝争いではまだ星一つの差で優位に立つが、やや硬さも見え始めているのも事実。この日は、連日応じていたオンラインでの取材もなかった。残り4日間、どう立て直していけるか。

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