【日韓戦】韓国代表ベント監督が恨み節連発 早くも敗戦想定の言い訳か

オンライン会見に出席した韓国・ベント監督

サッカー日韓戦(25日、日産ス)に向けて韓国代表のパウロ・ベント監督(51)が恨み節を連発だ。

24日にオンラインで公式会見に臨んだ指揮官は「主力がプレーできないのでしょうがない。FW孫興民(ソン・フンミン=28)もFW黄喜燦(ファン・ヒチャン=25、ライプチヒ)も招集できなかった」と不満タラタラ。一度は招集メンバーに入れながら孫は負傷、黄はクラブの新型コロナ対策により結局選外となり、攻撃の柱となる2人を欠いて大一番に臨まざるをえなくなった。

さらに「攻撃面以外にも、中盤も呼べない選手がいた。少ない時間の中でいかにチームを仕上げるか…」と国内外に所属する多くの選手を希望しながら招集できなかったと強調。繰り返し〝泣き〟を入れて、試合前から早くも敗戦を想定しているかのように言い訳連発だった。

日韓戦は韓国代表にとって重要な意味を持つ戦いだが「この試合を取り巻く環境は常に違う。日本も強いので困難もあるが、その中で最善の結果を求めたい。ライバル関係は様々な面がある。大切なのは我々ができることをやること」と最後まで強気な発言は出ず歯切れが悪かった。

決戦ムードとは程遠い宿敵の指揮官。アウェーで〝二軍〟で臨むため弱気の虫が顔を出したのか、それとも内に密かな自信を秘めているのか。

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