【バレーボール】ミラノ・石川祐希がチャレンジカップⅤで初タイトル 13得点で勝利に貢献

プロ初タイトルを獲得した石川祐希(所属事務所提供)

バレーボール男子日本代表のエース・石川祐希(25)が所属するイタリア・セリエAのミラノは24日(日本時間25日)、CEVチャレンジカップ決勝(トルコ・アンカラ)で、ジラートバンカシSKアンカラを3―2で下し、初優勝した。石川にとってもプロ初タイトル。

欧州バレーボール連盟が主催するカップ戦タイトルを、激闘でつかみ取った。一進一退の攻防から2―2で迎えた最終セット。14―8のマッチポイントで石川がスパイクを決め、悲願達成を遂げた。この日、13得点とチーム3位の活躍で優勝に貢献した石川は「非常にうれしい。『勝ちたい』という気持ちをチーム全員が持って、目の前の1点に全力で取り組めたことが、勝てた要因だったと思う」と勝因を挙げた。

セリエAではプレーオフで4強入りを逃し、来季のCEVチャレンジカップ出場権がかかる5位決定戦に回った。異国の地で優勝の喜びを仲間とともに味わった石川は「今日はしっかり喜んで、明日イタリアに戻ったら、頭を切り替えて取り組んでいきたい」と次の勝負へ意気込んだ。

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