【東京五輪・パラ】「あれ、森さんはいない」サンドウィッチマンが渾身のボケ披露

セレモニーに参加したサンドウィッチマンの富澤(右)と伊達(右から3番目)(代表撮影)

お笑いコンビ「サンドウィッチマン」(伊達みきお=46、富澤たけし=46)が渾身のボケで会場を沸かせた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となった東京五輪の聖火リレーが25日、福島・Jヴィレッジ(楢葉・広野町)からスタート。それに先立って行われたグランドセレモニーでは、昨年3月にギリシャで採火された聖火のランタンを、聖火リレー公式アンバサダーの「サンドウィッチマン」が持って登場。伊達は「今日こうやって出発式ということですから五輪・パラはやるということですね。東北の被災地を回ります。きれいになった被災地を見ていただきたい。立ち入ることができないところもあるが、素直に見ていただきたい」とあいさつした。

すると、真面目な発言を聞いた富澤は「あれ、森さんはいない」と発言。森喜朗氏(83)と言えば、女性蔑視発言などが原因で東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長を2月に辞任していた。そのため、伊達はすかさず「森さんはテレビで見てるから」とフォローした。

また「サンドウィッチマン」とともに聖火リレー公式アンバサダーを務める女優・石原さとみ(34)は「聖火リレーに対する意見や考え方はさまざまでいいと思います。決断や判断は間違っていない。目標があることは生きる希望になります。多くの方が目標を持って明るく前向きに生き抜いていってほしいと思います」と思いを語った。

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