
ついにカタールに向けスタートしたFIFAワールドカップ欧州予選。早くも波乱の初戦がいくつも見られる中、近年の大会王者スペインやイタリア、そしてドイツはどのような初陣を飾るのか。
グループB:スペインの若手注目株ペドリに注目
初めてA代表に招集された期待の若手ペドリ。バルセロナではリオネル・メッシを納得させた18歳の超新星は、代表でも実力を発揮できるか。無敵艦隊はギリシャと初戦を迎え、グルジア、コソボ、そしてズラタン・イブラヒモビッチが復帰したスウェーデンと同居している。
グループC:打倒イタリアに燃える曲者たち
ロベルト・マンチーニ監督の下22戦無敗を続けているイタリアは、北アイルランドとの試合で欧州予選を迎える。UEFAネーションズリーグでも強さを発揮したイタリアだが、グループCで同居するのはスイスやブルガリアと曲者ばかり。初戦を落とす事があれば、最悪のシナリオも全くないわけではない。
グループI:イングランドはサウスゲート監督就任50戦目に
熾烈なプレミアリーグを戦う選手たちが続々とケガで離脱してしまったイングランド。招集リストに大幅な変更があったものの、予選一発目のサンマリノ戦はガレス・サウスゲート監督就任50ゲーム目の節目の試合となる。イングランド代表監督では7人目となる偉業を、大量ゴールで祝いたい。
グループJ:レーヴとのお別れツアーが始める
ドイツはEURO2020後に退任するヨアヒム・レーヴ監督を、凱旋帰国でもてなしたいと考えているだろう。今月初めに退任を発表したレーヴのチームは、アイスランドと初戦を行い、週末にはルーマニアと激突。近年はパフォーマンスが低下しているドイツにとって、名将のお別れツアーを台無しにするわけにはいかない。
