大学生に聞いた初任給の平均希望額は24.4万円 - 10年後の希望給与額は?

©株式会社マイナビ

スパークス・アセット・マネジメントは3月24日、「大学生の将来設計に関する意識調査2021」の結果を発表した。調査は2月22日〜25日、全国の大学生・短大生1,000名(男女各500名)を対象にインターネットで行われた。

コロナ禍でアルバイト収入を得ることが難しいか聞いたところ、52.9%が「難しい」と回答。コロナ禍により、自分の大学生活での家計(収入・支出など)に変化はあったか聞いたところ、「大きく変わった」が18.1%、「少し変わった」が36.7%で、合わせて54.8%が「変わった」という結果に。

「変わった」と回答した人の割合は、アルバイト収入を得ることが難しいと感じている人では71.5%と、アルバイト収入を得ることは難しくないと感じている人(36.1%)と比べて35.4ポイント高くなった。

続いて、コロナ禍によるマネー意識の変化について質問したところ、71%が「変わった(大きく+少し)」と回答。どのような変化があったのか教えてもらったところ、「節約しようと思うようになった」(79.7%)、「貯蓄は大切だと思うようになった」(66.4%)、「家計管理は大切だと思うようになった」(45.1%)が上位に。

また、コロナ禍に「将来設計に変化があった」という人は56.2%。中でも、「自分のやりたいことを仕事にしたいと思うようになった」(42.2%)という人がダントツに多い結果となった。

そこで、コロナ禍によるライフステージに対する意識の変化について聞いたところ、「就職について考えるようになった」という人は、実に85%にものぼった。コロナ禍による雇用環境悪化を受けて、就職活動や将来の仕事・進路、今後のキャリア形成などについてコロナ禍前よりも意欲的に考えるようになったという人が増えたよう。そのほか、「結婚」について考えるようになったという人は49%、「子育て」は34%、「住宅購入」は21%だった。

次に、自分の将来を明るいと思うか、暗いと思うか聞いたところ、54.8%が「(どちらかといえば)明るい」と回答し、コロナ禍前(66.6%)から11.8ポイント低い結果となった。どのようなことに不安を感じているかを聞くと、「就職活動」(58.2%)、「将来の仕事内容」(54.0%)、「貯蓄」(41.2%)、「就職後の人間関係」(40.2%)、「卒業後の生活費」(35.8%)が上位に。

将来の備えとしてやりたいことを聞くと、コロナ禍前では「学業に励む」(46.3%)が1位だったが、現在は「預貯金」(56.5%)が最も高く、次いで、「学業に励む」(49.3%)という結果となった。

初任給の希望額を聞いたところ、「20万円〜25万円未満」(49.3%)に最も多くの回答が集まり、その平均額は24.4万円となった。

また、就職してから5年後や10年後の月給についても聞くと、就職から5年後では「30万円〜35万円未満」(31.2%)が最も多く、平均で34.8万円という結果に。就職から10年後の場合では、「40万円〜50万円未満」(23.3%)や「30万円〜35万円未満」(22.0%)、「50万円〜60万円未満」(15.8%)に回答が集まり、平均は46.1万円だった。