スエズ運河座礁船の離礁作業続く

原油、ガス輸送の大動脈

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25日、エジプト・スエズ運河の航行再開を待つ船舶(AP=共同)

 【スエズ共同】国際海上交通の要衝、エジプト北東部のスエズ運河をふさぐ形で座礁したコンテナ船「エバーギブン」(全長400メートル、幅59メートル)の離礁作業は25日も続いた。原油や天然ガスの輸送に欠かせない大動脈の復旧の遅れは価格に直結し、多方面への影響は避けられない。

 エバーギブンを所有する愛媛県今治市の正栄汽船は25日、「離礁を試みているが、困難を極めている状況」だとし、事態の早期解決に取り組むとのコメントを発表した。

 米エネルギー情報局によると、世界の石油輸送の約9%、液化天然ガス輸送の約8%を、スエズ運河と近接するスメドパイプラインが担っている。