セリーナも被害! 米ラジオ番組司会者がトーストの焼き具合を肌の色に例え…即日解雇

ニューヨークのラジオ局で…

トーストの焼き具合を米女子プロテニス選手セリーナ・ウィリアムズの肌の色に例えて「黒過ぎる」と発言した米国・ニューヨーク州のラジオ番組司会者が即日解雇された。

米芸能サイト「TMZ」によると、クビになったのは同州バファローにあるローカルラジオ局97ロックで放送されている朝の情報番組「モーニング・ブル」の共同司会者ロブ・レダーマン。

TMZによると、レダーマンは24日の番組で、自分好みのトーストの焼け具合を、事もあろうにセリーナと米女優ハル・ベリー、米CBSニュースの黒人ジャーナリスト、ゲイル・キングそれぞれの肌の色に例えたのだ。

まず、セリーナは「黒過ぎる」とし、ゲイルは「論外だ」と一蹴した。ゲイルは米大物司会者オプラ・ウィンフリーの親友とされる人物。レダーマンは続けて「ハルは丁度いい」と言い放った。ハルの父親はアフリカ系で母親は英国系だ。

この発言を重大な人種差別として問題視した同局の親会社「キュムラス・メディア」は同日、レダーマンを解雇し、「モーニング・ブル」の共同司会者2人を謹慎処分にしたことを発表した。

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