Arakezuri、初の全国流通盤より「結果論」のミュージックビデオを公開!

滋賀県を拠点に活動するギターロックバンド・Arakezuri(アラケズリ)が、3月31日にリリースする1stアルバム『PORTFOLIO』から先行配信中の楽曲、「結果論」のミュージックビデオを公開した。

「結果論」は2018年に会場限定盤として発表して以来、Arakezuriの提唱するヒューマニティー・ロックの真骨頂としてライブの定番になっている楽曲で、初の全国流通盤である今作のリリースに際し、満を持して再録された。

ミュージックビデオのディレクションを手掛けたのは、ギャラクシー賞テレビ部門2021年2月度月間賞を受賞し話題を呼んだドラマ『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京系)の全話演出を担当するなど、ドラマ・映画界で注目を集める新鋭監督・近藤啓介。

リアリティのある心象描写に長けた同年代の近藤へ、Arakezuriから渾身オファーを重ねたところ、バンドの汗の匂い満載な音楽性と関西バイブス、そしてインディペンデントな活動スタイルでハモり、今回のタッグが実現したという、誰しもが抱える弱さや焦燥を、前のめりに代弁した楽曲に呼応したストーリーに注目だ。

アルバム「PORTFOLIO」からは「結果論」に加えて「テンダー」も先行配信中。リリース週の4月3日より、全18公演の対バンツアーを開催する。

近藤啓介 監督コメント

初めて曲を聴かせて頂いたとき、ひねくれている僕は正直「なんだこの恥ずかしい曲は」と思いました。恥ずかしいくらい真っ直ぐな歌詞。これは自分には撮れないと感じました。

しかし、何度か聞いてるうちに、どうしても自分に重ねてしまう「真っ直ぐすぎるがゆえの強引さ」に共感し気がつけば身を任せていました。そして、落語家の鈴々舎馬るこさんにご出演頂き制作に至りました。表情などに関する演出はしておらず3演目ほどの落語をそのまま撮影し、馬るこさん自身の落語家として溢れ出る人間味をとらえました。

ダンスのようにも見えてくる落語と音楽の奇跡的な共鳴を是非ご覧ください。

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