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思わず「やった!」と叫んだ。フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)男子ショートプログラム(SP)が25日に行われ、初出場の鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が100・96点のハイスコアをマークした。
初の大舞台で堂々の演技を見せた。17番滑走で銀盤に登場した若武者は「大切な世界選手権のために作った」というアジア民族をイメージした衣装に身を包み、冒頭の4回転サルコー―3回転トーループ、続く4回転トーループを着氷。高い出来映え点も引き出し、後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も成功させた。スピンやステップもレベル4を獲得するなど、初の舞台で完璧に演じきった。
キスアンドクライで「100・96点」の点数が出ると、両手の拳を握って「やった!」と叫び、何度もガッツポーズした。
試合後、鍵山は「本番は何も考えずに思いっきりやることができたのが良かった。緊張はするんですけど、悪い緊張をしなくなったのが一つの成長ポイント」と自己分析した上で「100点という点数がついてきたので言うことないですし、すごく良かったと思います」と満面の笑みを浮かべた。