佐世保「九十九島観光公園」オープンへ 新たな観光スポットに期待

28日にオープンする九十九島観光公園。丘陵部からは美しい島々や船舶を一望できる=佐世保市野崎町

 佐世保市が俵ケ浦半島の中央部に整備を進めてきた「九十九島観光公園」(野崎町)が、28日オープンする。西海国立公園の美しい自然景観を見渡すことができ、新たな観光スポットとして期待される。
 半島振興やクルーズ客の受け入れなどが目的。公園全体の面積は約12.9ヘクタール。九十九島の大パノラマを楽しめる丘陵や芝生広場を造成した。市は、敷地内に民間と連携した施設建設や九十九島動植物園(森きらら)の移転ができないかも検討している。
 オープンに合わせ、地元の町づくり団体「チーム俵」がウオーキングイベント「菜の花ウオーク」を企画。28日午前9時から近くの展海峰(下船越町)で参加者を受け付ける。春の花々や佐世保港を眺めながら同公園などを巡る約7.5キロのコースで、正午までに展海峰へ戻る。参加料は1人300円。
 会場では農産品や手作り食品の販売や抽選会もある。同公園に駐車場を設け、シャトルバスで展海峰まで送迎する。
 少雨決行。中止する場合はフェイスブックなどで知らせる。問い合わせはチーム俵(電090.2475.0380)。

 


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