【ジャンプ】小林陵侑が通算19勝目 ノルディック日本男子最多

今季3勝目を挙げた小林陵侑(ロイター)

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子の個人第23戦(25日=日本時間26日、スロベニア・プラニツァ)で小林陵侑(24=土屋ホーム)が1本目235・5メートル、2本目244・5メートルの合計452・5点で今季3勝目、通算19勝目を挙げた。ノルディックスキーの日本男子では、複合の荻原健司、渡部暁斗(32=北野建設)に並び、歴代最多勝利となった。

2018―19年シーズンのW杯個人総合王者、小林陵は個人第22戦で通算18勝目を挙げ、西紀明(48=土屋ホーム)を上回ってジャンプの通算勝利数で日本男子の単独1位に立っており、この日、自らの記録を更新した。2月末から行われた世界選手権(ドイツ)ではメダルは取れなかったものの、シーズンの終盤に実力を示し、来季の北京五輪に向けて視界良好だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社