聖火、福島スタート 7月4、5日に茨城県で実施 のぼり旗、笠間で設置 本番へ機運高揚

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東京五輪聖火リレーののぼり旗を設置するアベベ・メコネンさん(左から2人目)ら参加者=笠間市笠間

東京五輪の聖火リレーが25日、福島県からスタートした。茨城県には7月に聖火リレーがやって来る。ルートの一つ、笠間市では同日、聖火リレーのイラストなどが描かれたのぼり旗を設置した。マラソンの元エチオピア代表で市の任期付き職員、アベベ・メコネンさん(56)や、野球の独立リーグ・ルートインBCリーグ茨城アストロプラネッツ(AP)の関係者、地元中学校の陸上部員ら約60人が参加して汗を流し、聖火リレーや本番の五輪に向けて機運を高めていた。

茨城県での聖火リレーは、7月4、5の両日に実施。笠間市では4日、笠間芸術の森公園イベント広場-笠間稲荷神社間(2.56キロ)をルートに、同市出身のプロゴルファー、畑岡奈紗選手らが聖火ランナーを務める予定だ。

この日は午前9時、聖火リレーの出発点となる同公園イベント広場に、メコネンさんをはじめ茨城APの関係者、笠間中学校の陸上部員、市民ボランティアらが集った。市の担当職員が立ち会って旗の組み立て作業に着手。福島からの聖火リレーがスタートした同9時40分、作業をいったんやめて中継映像をタブレットで視聴し、聖火ランナーが走り出すと全員で声を出さず拍手を送った。

組み立てたのぼり旗は2種類150組。大きさは縦約250センチ、横約60センチで、聖火ランナーを模したイラストや、笠間市で7月4日に聖火リレーがあることなどを描いている。参加者たちは、聖火リレーが行われる道路沿いなどに、一本ずつ旗を設置していった。

メコネンさんは「聖火リレーが始まった日にのぼり旗を設置でき、五輪に向け笠間市民の心が一つになった」と笑顔を見せた。茨城APのジョニー・セリス監督(34)は「茨城から五輪を盛り上げたい」と力を込めた。

笠間中2年の成田優月(ゆづき)さん(14)は「聖火リレーの準備に携われてうれしい。本番の五輪も楽しみ」と声を弾ませた。