焼酎と日本酒の違いは? 【飲み会で使える雑学】

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この記事では「焼酎」と「日本酒」の違いについて解説します。味や飲み方、製造方法にどのような違いがあるのでしょうか。両者の違いを知って、お酒への理解を深め、より楽しく飲めるようになりましょう。

焼酎と日本酒の違い

焼酎と日本酒の大きな違いは、製造方法です。焼酎はウイスキー・ブランデーと同じ蒸留酒になり、日本酒はビールやワインと同じ醸造酒になります。お酒は製造方法の違いにより、味や風味に違いが生まれるのです。

焼酎と日本酒の原料

焼酎と日本酒の違いは製造方法だけではなく、原料にも違いがあります。日本酒は米を原料にしているのに対し、焼酎は米だけではなく麦や芋などを原料にしているケースが多いです。そのため、焼酎は原料によって芋焼酎や麦焼酎などと区別されています。

焼酎と日本酒の製造方法

焼酎と日本酒は原料が同じものを使っていても、異なる方法で製造されるため別の種類のお酒となっています。

焼酎と日本酒の違いを楽しむためにも、どのような製造方法を経て、どのような違いが生まれるかを知っておきましょう。

■日本酒は醸造酒
日本酒は醸造酒に分類されます。醸造とは、原料を酵母によってアルコール発酵させる製造方法です。ぶどうが原料であるワインなど、糖分を多く含む原料の場合、酵母さえあればそのままアルコール発酵させることができますが、日本酒の原料である米の場合は、米に含まれるデンプンをまず糖化させるという工程が必要になります。

■焼酎は蒸留酒
焼酎は蒸留酒に分類されます。蒸留酒は、醸造酒を加熱して蒸発したアルコールを集めて再び液化させたものです。

アルコールは蒸発する温度が低いので、醸造酒を加熱するとアルコールが先に蒸発を始めます。その蒸発したアルコールを集めることで、アルコール度数の強いお酒を造ることができます。

焼酎と日本酒に共通する発酵方法

日本酒の原料である米は、デンプンを糖分に変えてから発酵させる必要があります。その際には、麹菌と酵母の2種類に微生物が使われます。この発酵方法はワインやビール、ウイスキーの製造では使われない手法で、東南アジアで見られるお酒造りの大きな特徴のひとつです。

焼酎も原料の種類によっては、日本酒と同じ手法で原料の発酵を行います。そのため、焼酎と日本酒では製造工程の一部が共通している部分もあります。

焼酎と日本酒の味や飲み方の違い

焼酎と日本酒の味や飲み方に違いはあるのでしょうか。自分にあったお酒を選ぶためにも、その違いについて理解し、生活やビジネスシーンに役立てましょう。

味の違い

焼酎は使われる原料によって味が大きく変わります。独特の甘みがクセになる芋焼酎や香ばしさもある麦焼酎など様々です。また、使われている芋の品種によっても味の違いを感じます。

日本酒は米を原料にしているため、米が持つ特有の甘みを感じ、種類によっては果物の甘みのように感じるものもあります。また、同じ日本酒であっても精米歩合などによって香りやまろやかさなどが変わるのが特徴です。

アルコール度数の違い

日本酒のアルコール度数は15度~16度で、焼酎のアルコール度数は25度くらいです。焼酎は蒸留によって作られるので、アルコール度数が醸造酒である日本酒よりも強くなっています。

飲み方の違い

焼酎のアルコール度数は25度ほどと強めなので、ロック以外にも、水割りやお湯割りなどいろいろな飲み方をすることができます。

一方、日本酒は焼酎と比べるとアルコール度数は低く、ストレートで飲むことが一般的です。日本酒は常温、冷、燗と温度を変えることで味わいの変化を楽しむことができます。

焼酎と日本酒の見分け方

焼酎と日本酒は、基本的に透き通った見た目で、容器も同じような瓶の形をしていることが多いため、すぐにはどちらか判断できないこともあります。

そのような時は、ラベル表記を確認しましょう。日本酒であれば「清酒」か「日本酒」と書かれています。焼酎の場合は「本格焼酎」「芋焼酎」「米焼酎」などと書かれています。最近ではおしゃれなラベルも増えているので、見比べてみるのも楽しいでしょう。

日本酒の美味しい飲み方

常温や冷、燗など、温度を変えてストレートで飲むことが一般的な日本酒。しかし、日本酒は冷の中でも、0度ではみぞれ酒、5度では雪冷え、10度では花冷え、15度では涼冷えと、5度単位で呼び方が変わります。

また、燗も5度単位で呼び方が変わり、常温と燗の間の40度程をぬる燗と呼ぶこともあります。これだけ呼び方が変わるということは、日本酒はそれほど温度の違いが味わいに変化を与えるということがわかるでしょう。

そのため、日本酒はメーカーだけでなく、自分の好みの温度を見つけることも、楽しみ方のひとつとなっています。

焼酎の美味しい飲み方

焼酎は、そのものの味わいを楽しみたいのならロック、湯気から香り立つ原料の味わい楽しみたいならお湯割りなど、シーンに合わせて飲み方を選ぶことができます。また、炭酸水やジュースを加えより飲みやすくすることも可能です。季節やその時々の体調など、自分好みの飲み方を見つけましょう。

焼酎と日本酒の味や飲み方の違いを理解しよう

焼酎と日本酒は似ている部分もありますが、製造方法や原料など違いがあります。また、飲み方も温度や割り方などさまざまで、味わいが変わってくるがわかりました。

焼酎と日本酒の違いを正しく理解し、自分に合ったお酒の飲み方を見つけてみましょう。