【フィギュア世界選手権】初出場・鍵山優真が2位発進「緊張よりも楽しみのほうが大きかった」

度胸満点の演技を見せた鍵山優真(ロイター)

フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)の男子ショートプログラム(SP)で初出場の鍵山優真(17=星槎国際高横浜)が衝撃の世界デビューを飾った。

3つのジャンプをすべて完璧に着氷。度胸満点の演技で100・96点のハイスコアをマークし、V候補のネーサン・チェン(21=米国)を上回る2位につけた。高得点が出た瞬間、ガッツポーズして「やった!」と雄たけびを上げた恐るべき17歳は「初めてだから緊張する部分もあれば、初めてだからこそ逆に思いっ切りできる。今日は正直、緊張よりも早く試合がしたかったし、楽しみのほうが大きかった」。その口ぶりにも大物感が漂っていた。

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