【日韓戦】冨安へのラフプレーに両国サポーターが激怒「国際問題に発展」「恥さらしだ」

冨安健洋(中)。左は吉田麻也(代表撮影)

サッカー日本代表DF冨安健洋(22=ボローニャ)へのラフプレーを巡り、日韓のサポーターが大激怒している。

事の発端は日本が3―0で快勝した25日の韓国戦(日産ス)の後半23分だった。日本が2―0とリードする中、攻撃を仕掛けた韓国のMF李東炅(イ・ドンギョン=23、蔚山)が冨安に悪質なヒジ打ち。冨安は口から流血し、一時的にピッチから離れる事態となったが、ファールの判定が出ることはなかった。

これを見た日本のサポーターは、ネット上で「韓国にスポーツマンシップなんてないからな」「二度と韓国とは親善試合などしなくて良い」「あいつらと関わってはいけない」と批判。さらには「国際問題に発展」との声まで飛び出している。

さすがに行き過ぎた行為と認識したのか、韓国メディア「ウィキツリー」は「マナーがなっていない」との見出しを立てた上で「問題のシーンは、すぐに拡散され、韓国のネット民たちは怒った」と報道。同メディアによると「恥さらしだ」「マナーすらなかった」などの声がわずか30分で1000件以上寄せられたという。

また、冨安のインスタグラムには、韓国人サポーターから「どうか私たちを許してください」「昨日の試合で起きてしまったことは本当にすみませんでした」などと謝罪の言葉が届けられた。

対戦するたびに問題が生じる日韓戦。「日韓関係が悪化するだけだ」との声も多方面から飛んでいるだけに、次こそは互いに遺恨が残らないプレーを見たいところだ。

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