アンジャ渡部建と大違い!? 時代の流れにノッてる〝天パー俳優〟渡部豪太

タレントってイメージが大事!ノッてる渡部豪太

俳優の渡部豪太(35)が都内で26日、ファストファッション新ブランド「O0u(オー・ゼロ・ユー)」のアンバサダー就任会見に出席した。

O0uのこだわりは、サステナブル(持続可能)な素材や製造技術、リサイクルなど。商品は自社で企画・製造し、ウェブで売る。無駄を削減するため活用するのが3D(3次元)CG技術で、デジタル化した渡部のアバターが、販売サイトのモデル第1号に起用された。その技術開発者が昨年11月、東京・銀座の中華レストランでO0uの社長と知り合い、餃子とシウマイをつまみながら渡部を推薦したのが縁。

「渡部さんとの出会いは5年前、社内イベントで司会をしていただいたときに、非常にナチュラルなイメージで、優しい感じの司会をやっていただいて、そのイメージがまさにダイレクトに今回のこのサステナブルなそういったイメージのブランドにピッタリだなと思って…」と開発者。

渡部といえば天然パーマと古民家。全国各地の古民家カフェを巡るNHKの紀行番組は、4月の新シーズンでもう6年目だ。魚屋や豆腐屋での買い物にタッパーを持参したり、水をタダでもらったりコーヒーをテイクアウトするのに水筒を持ち歩いたりしているそう。

私生活で「なるべくゴミになる無駄なものは出さないように」という習慣を始めたのは今年に入ってからだが、日本に昔からある〝エコグッズ〟手ぬぐいは、もう10年ほど愛用しているという。

「すごくシンプルなことを私自身も求めているので、すごく私のスタイルに合っているなぁと思いました。(中略)プラスチックが便利だと気付いたのと同じように、〝あ、これでも代(わり)がきくんじゃない?〟ってことを新しく認識し直すという機会が、私にとってこのO0uなんだと思います」

かく言う渡部は会見終盤、「『渡部』って古い名字らしくて、岸から岸を渡す役割の人の名字だったらしいんですよね」と名前の話を自ら切り出した。そこで本紙が「渡部建さんも去年話題になりましたよね」と振ると「そうですね。(名字が)同じ」とすぐ反応。ただ「私、もともと『わたなべ』って読むんですよこれで。なんですけど、祖母が役所で『な』を取っちゃったらしくて…」とのことで、今は本名も芸名も「わたべ」だという。

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