サザン桑田提供の坂本冬美の新曲「ブッダのように私は死んだ」原案音声ドラマが配信決定

坂本冬美

サザンオールスターズの桑田佳祐が坂本冬美(53)に書き下ろした楽曲「ブッダのように私は死んだ」を原案にした音声ドラマが、4月1日からスタートする日本初の音声版サブスクリクションサービス「NUMA」でイヤードラマとして配信されることになった。

「ブッダ――」は昨年11月にリリースされ、歌詞や楽曲から広がる、まさに小説のような世界観から、演歌界はもとより、日本音楽界に一石を投じた楽曲。ミュージックビデオは「歌謡サスペンス劇場」と称される斬新な内容が話題を呼び、ユーチューブの再生回数も200万回を突破した。

昨年末には「ブッダ――」の世界観を原案にラジオドラマ化され、ニッポン放送で4日連続オンエアされた。SNSなどで大きな反響を呼び、「ぜひとも再放送してほしい!」「作品として配信してほしい!」など、多くのリスナーから要望が殺到。ドラマの制作スタッフがその声に応え、昨年放送されたものに追加編集を加えて内容をアップデート。「NUMA」でしか聴くことの出来ない、“特別編集版”イヤードラマとして登場することが決定した。

「NUMA」は本格派イヤードラマなどのコンテンツを聴くことができる音声版サブスクリプションサービスで、例えるなら「ネットフリックス」や「Hulu」の“音声版”と言える配信サイトである。

配信が決定したイヤードラマでは、木村多江が報われない恋を全うする主人公として、儚くも切ない薄幸の女性を熱演する。桑田の描く悪い男を演じるのは前川泰之。楽曲を歌唱する坂本もクラブのママとしてドラマ内に出演するなど、聴きどころ満載の作品となっている。

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