【春場所】高安が痛恨黒星! 残り2日で3敗2人、4敗5人の大混戦

高安(左)が痛恨の黒星を喫した

大相撲春場所13日目(26日、東京・両国国技館)、小結高安(31=田子ノ浦)は幕内若隆景(26=荒汐)に寄り倒されて3敗目(10勝)を喫した。

動き回られて体勢をつくれず、強引に振った小手投げを返されて一瞬早く土俵に落ちた。取組後は報道陣の取材に応じることなく国技館を後にした。

Vレースを単独トップで走っていた高安にとっては痛恨の黒星。この日の結びの一番で関脇照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)が大関正代(29=時津風)を寄り切って3敗を守り、とうとう並ばれてしまった。

一方、大関朝乃山(27=高砂)は大関貴景勝(24=常盤山)にはたき込まれ、4敗目を喫して優勝争いから一歩後退。これで朝乃山、貴景勝、幕内若隆景(26=荒汐)、幕内碧山(34=春日野)、幕内英乃海(31=木瀬)が1差で高安、照ノ富士を追うことになった。

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