横浜中華街映画祭 本日より5作品の短編映画を順次YouTubeで公開

本日より5作品の短編映画をYouTubeで順次公開する「横浜中華街映画祭」の記者発表会が本日横浜市で開催され、横浜中華街のために「#がんばれ中華街」公式応援ソング「春節」を書き下ろしたHAN-KUN(湘南乃風)、短編映画を制作した加藤秀仁監督、宮尾昇陽監督、横田光亮監督らが登壇した。

「横浜中華街映画祭」では、中華街の魅力や文化を後世に残し・伝えることを目的に、「対話」「伝統」「温度」「信頼」「記憶」の5つのテーマに沿って、5人の監督によって制作された短編映画を公開する。本日3作品が公開され、春から初夏にかけて2作品が公開される予定。

とっさについた1つのウソが多くのウソを呼び大騒動を巻き起こす作品「噂の LieLie ×」(写真)を、スマートフォンのみで撮影された映像で作り上げた加藤監督は、「スマホを 3 画面並べて展開していく物語になっており、普通の映画とは違う新鮮な感じになっています」とコメント。カンフーを題材にした作品「滑板拳 ~KUNG FU SKATEBOARDER~」を制作した宮尾監督は「HIFANAのジューシーさんが作ってくれた音楽が見所です。その他にもさまざまなバックボーンを抱えた人たちで作り上げているのも注目してください」とアピールした。

応援ソング「春節」を書き下ろしたHAN-KUNは、「お祭りというか楽しい空気を感じていただければという思いで作りました 」と楽曲について語った。また、映画祭については、「僕自身レゲエから音楽を始めたのですが、ルーツはジャマイカにあるので勉強も兼ねて行くこともありました。本国で文化に触れることで背景が見えて好きになるように、この中華街の取り組みはそれと通ずるように感じます」と、文化を後世に残すことの意義についてコメントした。

横浜中華街映画祭の作品は、横浜中華街発展会協同組合公式YouTubeチャンネルおよび横浜中華街映画祭特設サイトで、本日より配信がスタートしている。

© 合同会社シングルライン