4人組ガールズグループ「東京女子流」が、初写真展「此処に在るもの」開催前日の26日、都内で会見を開いた。
写真が趣味のリーダー庄司芽生が、残るメンバー3人を1月に都内各地で撮影。1000カットほど撮った中から、展示する40作品を庄司が厳選した。
「写真展って形になるっていうのもなんか本格的ですし、『ちょっと1つ夢がかなったね』っていうくらいうれしくて…」と、自分のことのように喜ぶのは中江友梨。撮影時は庄司から「メッチャいい!」などと褒めまくられ、照れ臭いと思いながらどんどんノセられたそう。「ずっと一緒にいる仲間に『かわいい』とか褒められると、すごい説得力があるっていうか…」
新井ひとみは「くすぐったい感じがした」という。それってつまり、普段はお互い褒めないの!? 山邊未夢いわく「長い間一緒にいるのでもう家族みたいなもんなんで、心で思っててもあんまり直接言い合わないんじゃ」とのこと。結成11年目で、苦楽の10代を共にした4人の絆を垣間見せた。
展示作品には1点だけ、庄司が写ったカットがある。本人によれば「一番最初に撮った写真です。(一番手)友梨の撮影行く前に、ちょっと試しで撮ってみようかなと思って、タイマーを設定して撮った写真です」
朝日にきらめく東京タワーや六本木ヒルズがバックに写る、グループ名を象徴するようなカットだ。撮影場所は、昨年末エイベックスが売却を発表した本社ビルで、3年前に小室哲哉が引退会見を開いた大会議室だという。
写真展は来月4日まで、東京・渋谷の「tokyoarts gallery」で。