巨人・原監督が開幕戦劇勝もG投の6四球にチクリ 「四球絡みで両軍とも点が入ったね」

試合中は満面の笑みだった巨人・原監督だが…

開幕戦のDeNAとの初戦(26日、東京ドーム)を、8―7で辛勝した巨人・原辰徳監督(62)が、投手陣の6四球に苦言を呈した。

9回に2点差を追いつかれるも、その直後にベテラン・亀井の劇的サヨナラ弾で辛くも白星スタートとした巨人。試合後、指揮官は「四球絡みで今日は両軍とも点が入ったね」と指摘した。

DeNA先発・浜口が5四球6失点。巨人は先発・菅野が3四球3失点など5投手で6四球、7失点だった。

「やっぱりピッチャーって、ムダな四球というのはあるということでしょうな。強気な四球というのもありますよ。でも、やっぱりそういうところでしょうな」と、失点と四球の関連性を改めて感じたという。

そんななか、指揮官が唯一ほめたのが4番手・大竹寛投手(37)の投球。「寛ちゃんだけ完璧だったね。寛ちゃん『だけ』だったよな」と、8回に登板して1回パーフェクトの抑えたチーム最年長投手をたたえたが、課題が残る開幕戦となった。

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