課題は見つかった――。U―24日本代表は26日、U―24アルゼンチン代表と対戦し、0―1で敗戦。序盤は思うようなプレーができなかったが、後半はいくつも見せ場を演出した。
主将・DF中山雄太(23=ズウォレ)は「僕らも何回か惜しいシーンがあったが(アルゼンチンは)体を投げ出して当ててきた。ゴールから1メートルくらい距離のボールでも押し込めなかった。失点もシンプルな形で崩されたので、見習うべき部分はある」と反省。南米1位の強豪国との違いを指摘した。
その一方で手応えも感じたといい「前半の失点後から上手くいった感覚があった。その分後半も僕らが仕掛ける展開も増えてきた。前半の最後も相手を押し込む時間帯があった」と振り返った。
29日には、再びU―24アルゼンチン代表と激突。東京五輪金メダルを目指す上で、同じ相手に2度負けるわけにはいかない。「しっかりと結果を残さないと意味がない。同じ相手と対戦するので、反省点を生かして次こそは勝利に向けて全員でやっていきたい」と闘志を燃やす。
「率直にまだまだだなとの印象はあるが、前回の活動に比べて積み上がっている部分はある」
東京五輪までは残り約4か月。着実に歩みを進めている。