【U―24】「ファウルをもらうのも上手い」MF三好康児が感じたアルゼンチンとの差

MF三好康児

勝利で祝うことはできなかった。U―24日本代表は26日、U―24アルゼンチン代表と対戦し、0―1で敗戦。この日24歳の誕生日を迎えたMF三好康児(アントワープ)は先発出場したものの、得点に絡むことはできなかった。

三好は右サイドハーフで後半42分までプレーしたが、サイドから思うように攻撃を展開することができず「思っていたより相手がコンパクトに守ってきた。上手く幅を使うことができれば、もっと相手を広げていいチャンスを作れた」と反省。「小さなところの差っていうのを感じた。結果の部分が一番大事なので、そこをまた見つめ直さないといけない」と悔しさをにじませた。

とはいえ、転んでもただでは起き上がらない。「どういったプレーをしてくるか、特徴を全員がつかまないといけない。あれだけ余裕を持たれるとなかなかボールを奪うのも難しいですし、ファウルをもらうのも上手い」とすでに復習済み。

29日(北九州)のリベンジマッチに向けては「全員が試合の流れを読みながら伝えることができたら、もっと全員の特長も出せる」と気合は十分。東京五輪金メダルへ、次こそ勝利をつかみ取る。

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