広島・大瀬良大地投手(29)が偉業をあとわずかで逃した。26日の中日戦(マツダ)に先発すると7回までわずか67球で無失点と完璧な投球。しかし、8回につかまり2点を返されたところで降板。8回途中4失点(自責は2)で「甘い球を見逃さずに打たれた」と猛省した。
後を受けたリリーフ陣も打たれ「ああいう形で(リリーフした)塹江とケムナに回してすごく申し訳なさを感じる。何とか粘り強く切り抜けていれば試合展開も分からなかったと思う」と頭を下げた。
勝てば1982年~84年の北別府学氏以来となる3年連続での開幕戦勝利だったが、偉業達成とはならず悔しい登板となった。