本明川ダム水源地域整備計画 国交相が決定

 国が諫早市に計画する本明川ダム事業で、長崎県は26日、ダム建設で影響を受ける水源地域の振興策を盛り込んだ「本明川ダム水源地域整備計画」を、国土交通相が同日付で決定したと発表した。
 同事業では2019年、同市のうち、水没地とその周辺の富川町と上大渡野町が水源地域に指定された。水源地域対策特別措置法に基づき、県が地元住民の意見を反映させながら作成した整備計画では、県道や市道、芝生広場などのスポーツ・レクリエーション施設、防火水槽の整備事業を定めた。
 県と市が、24年度までをめどに約13億円をかけて整備する予定。

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