国際オリンピック委員会(IOC)は26日、新型コロナウイルス感染症対策で海外からの一般観客受け入れを断念した今夏の東京五輪について、大会関係者の大幅削減も敢行すると発表。同日の理事会で決まった。
IOCは会場入場時などに必要な資格認定証を「必要不可欠かつ運営上の役割を担う人々にのみ付与する」と明言。過去の大会で活躍した元選手やIOC委員などの同伴者などが削減対象になるという。
日本政府側は、20日の五者協議で「本質的かつ運営上の責任を持たない認定参加者の数を大幅に削減する必要がある」との認識を示していた。
ネット上では〝失言〟で何かと話題の森喜朗前組織委会長の名前を挙げ「森さんは大会関係者?」「家でテレビで見てればいい」などという声が上がっている。