第93回選抜高校野球大会(甲子園)第8日の27日、第3試合は中京大中京(愛知)が常総学院(茨城)との強豪対決を15―5で制し、11年ぶりのベスト8進出を決めた。
打線が15安打15得点と爆発。同じ愛知の名門・東邦と並んでいたセンバツ通算勝利数を57とし、単独1位に躍り出た。投げてはプロ注目右腕の畔柳享丞投手(3年)が7回1失点の好投。131球を投げた初戦完封から中1日ながら、今大会最速149キロを計測して常総打線を圧倒した。
高橋監督は「OBの方々も喜んでおられると思う。これからも後ろにつなげていきたい。選手も一生懸命やっていますので(最多勝利が)注目していただけるのはありがたい」と先を見据えた。今大会はあと3勝すれば頂点だ。センバツ制覇と大台の春60勝の同時達成に期待がかかる。