国内女子ゴルフ「アクサレディス」2日目(27日、宮崎・UMKCC=パー72)、8位から出た前回覇者の河本結(22=リコー)が9バーディー、ノーボギーの63をマーク、13アンダーとスコアを伸ばし、2位に4打差の単独首位に立った。
スタートの1番パー5で2メートルを沈め、バーディー発進とすると、5、6番では連続バーディー。8番からは3連続バーディーを奪うなど、最後まで快進撃が止まらなかった。
大会レコード(64)と自身のツアーでのベストスコア(65)を更新。「ピンとは違うところにターゲットを設定して、そこに打っていってパットが入ってという内容で、今までの自分とは違うゴルフができました」。
チップイン1回、10メートル前後のロングパットを3度沈めてのバーディーラッシュだったが「パットが入っていなくても3~4アンダーぐらいでは回れていたと思います」。
今年の国内ツアーは清水重憲キャディーとのコンビで出場。谷口徹、上田桃子、イ・ボミらのバッグを担いできた実績十分のベテランキャディーのアドバイスを受け、新たなプレースタイルを確立しつつある。
4打リードで迎える最終日は初優勝を果たした2年前と同じ。「あの時はガチガチに緊張していたんですけど、清水さんもそうですし、トレーナーさんも来てくれているので心強いです。私ならいけると思っています」。自信を持ってリードを守り切る。